mathjaxテスト用プログラム
2020.08.10
表示される結果を確認しながらmathjaxを書くためのCGIスクリプトです。これもパブリックドメインで配布しますが、とても酷い書き方をしており安全性もゼロなので、中身を見て意味がわからない方は使用しないでください。

スクリプトファイル
動作サンプル

2020/12/3更新
バージョン13 デフォルト動作でgetメソッドを無効化
バージョン12 ヘッダとボディを分離、readme.txtを作成
バージョン11 あまりに酷いところを手直し
バージョン10 手元で使っていたものを公開

-参考外部リンク-
MathJaxの使い方@物理数学付録
MathJax で利用可能な TeX コマンド(非公式)@Green Company
LaTeX のような web ページの数式 :: MathJax@山本研究室

-2020/12/13追記-
後で調べてみたところ、TeXならオンラインサービスが豊富なよう。たとえば、
TeX を使ってみよう@奥村 晴彦
Some Things About TeX
LaTeX Base
など。
2020.08.10 19:26 | 固定リンク | 配布・公開
高校数学独習用の資料
2020.08.08
高校の数学は教育課程変更の影響を受けやすく、なかなか思い通りの順番で勉強することができません。そこで、学校の授業だけでは不足しがちになる教育課程範囲外の知識を補う資料を作りました。これもパブリックドメインで公開します。

行列と線型変換の大雑把な紹介
三角比とベクトルの知識が必要なので、学校の進み方に合わせて勉強している生徒であれば高校2年生以降が対象となります。4ページめのみ、複素平面の話題が出てくるので理系の生徒対象ということにしておきました。

原本ファイル
改変して別の教材を作る場合にご利用ください。OpenOffice系のエディタによる編集をおすすめします。

勉強の「順番」は効率に大きな影響を与えます。最近は数学でベクトルを習う前に理科で力学を習う学校が多いようですが、もしベクトルを最初の基本のところだけでも勉強した後に力学をやっていればどんなに楽だったか、と考えれば、順序良く学習することの大切さも実感できるのではないでしょうか。

以下は付録です。
中学生に数学を教えてみよう
原本ファイル

-参考外部リンク-
牛腸 徹先生による、高校生対象の講演の配布冊子
2020.08.08 17:13 | 固定リンク | 配布・公開
キャッツ
2020.08.01
左から、英語版(ISBN 978-0-15-168656-8)、池田訳(ISBN 978-4-480-03137-2)、朗読(ISBN 978-0-571-27164-1)
 
いわゆる児童文学の紹介を続けていますが、いよいよ韻文が出てきました。ミュージカル「キャッツ」の原作として有名な詩集で、英語版は1982年のゴーリー挿絵、日本語訳は1940年のベントリー挿絵を掲載しています。

原著の英語はそう難しいものではなく、各出版社や書店の分類で「7~10歳向け」「8~12歳向け」「4~8歳向け」「14~16歳向け」とばらつきが大きいのは、詩としてしっかり読むなら中学生、たんに「お話」として読むなら小学生、大人が読み聞かせるなら就学前くらいが対象になる、と捉えておくのが妥当でしょう。朗読は明瞭かつ落ち着いた読み方で、聞き取りやすく模範的な発音です。

しかしネイティブでない人がこの本を自然に楽しむのは、日本人の場合高校までの英語教育で韻文をほとんど扱ってくれないハンデもあって、そう簡単ではありません。私自身、まず文字だけで(もちろん辞書を引きながら)読んで、朗読を聞きながら読んで、自分で声を出して読んで、くらいの手間はかけないと、さっぱり頭に入ってきません。だからこそ「自分は英語がちっともわかっていないな」ということを、誤魔化しがきかない形で再確認できます。

日本語訳はちょっと変わったスタイルで、原文を読むときの参考資料として使えるように配慮されています。脚注と後注が入り混じっていたり、レイアウトが改められていたりと変則的なところがあるものの、読者の手助けとしてありがたい構成です。

-関連記事-
図書貸出のお知らせ
-参考外部リンク-
1939年初版の自筆表紙@wikipediaEN
2020.08.01 16:02 | 固定リンク | 本の紹介

- CafeLog -